日野川漁協の特徴

日野川は、九頭竜川の最大支流で、福井県南条郡南越前町の岐阜県との境界付近の夜叉ヶ池に源を発する。
今庄地区、南条地区、越前市、鯖江市を流れ、福井市大瀬で足羽川を合流し、福井平野で九頭竜川に合流する。
流域面積1,275.5km2(足羽川を含む)、幹線流路延長71.5km。
渓流魚は、今庄地区を流れる田倉川が有名で、また日野川の上流のダムから上の鈴谷川、大河内川がスポットとなる。
3月早春には九頭竜川を分岐してサクラマスが遡上してくる。
6月末には、鮎の川としても有名であり、九頭竜川の中部地域についで、多くの釣り人が押し寄せる。
福井県産の稚鮎を日野川漁協が管理する中間育成施設で育てた鮎を漁協事務所近くから今庄地区まで放流する。
放流数は70万尾であり、全国的にも相当数の放流である。
今年度は、過去にない早期放流が実施され、多くの関係者や釣り人が見届け参加した。
3月31日(9g)〜4月(29g)に成長した鮎50万匹の放流が完了。
5月11日に150kg(琵琶湖産)追加放流完了。
*万代橋、日野大橋、上平吹下流
5月20日に100kg(琵琶湖産)追加放流完了。
*松ヶ鼻堰堤、上平吹上流
更に組合では、河川状況をみながら、追加放流を予定。
現時点では、5月30日に人工産、6月に琵琶湖産を追加放流予定。
日野川流域には、地域住民と連携した日野川環境整備協議会の活動が活発に活動している。
今年も5月29日、朝8時から130人参加予定。草刈りやゴミ拾いを実施します。
ライブカメラ
事務所前(日野大橋)
今庄支所前
釣り場MAP
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動画ギャラリー
新聞掲載記事



中日新聞(夕刊)2015年9月3日掲載


アユ飼育の新水槽完成
福井新聞 2013年2月26日
日野川漁協 越前市の施設に
日野川漁業協同組合のアユ中間育成施設に新水槽が完成し23日、越前市松森町の同施設で落成式が行われた。
新設されたのは50トン屋内水槽2基と30トン野外水槽4基。既に設けられている210トン分と合わせて、アユ稚魚50万匹の飼育が可能になる。国の産地水産業強化支援事業の一環で県、越前市、鯖江市、南越前町の補助も受け昨年8月に着工、事業費は4980万円。
落成式には美濃美雄組合長や西川知事ら関係者約100人が出席。美濃組合長や西川知事は「釣り人口の減少、組合員の高齢化など状況は厳しいが、これで放流量を倍増できる。自然豊かで食べ物のおいしい県へ、健康なアユを育て一層資源を増やしていきたい」とあいさつした。
この後、地元の子供たち5人と一緒に野外新水槽へ稚アユを放ち完成を祝った。

<事務所>
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福井県越前市松森町33-5-4
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